辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本83】『できる大人は「ひと言」加える』松本秀男 一瞬で自分を印象づける!

f:id:nonko-h:20220130180423j:plain

 

『できる大人は「ひと言」加える』

日本ほめる達人協会 専務理事 松本秀男

2018年 株式会社青春出版社 発行

 

仕事でメールをやり取りするときに、

何か一言うまい言葉を付け加える人からメールをもらうと

それだけで心が温まったり、またこの人と仕事がしたいと思う。

 

それと営業職なので、

話の終わりなどに気の利いた言「ひと言」を加えられたらなぁ、

とも思うことが多くこの本がその手助けになりそうなので読んでみた。

 

 

この本をおすすめしたい人

  • 人に言葉で印象づけたい人
  • 仕事で相手と良いコミュニケーションを取りたい人
  • 営業や販売、接客などの仕事をしている人
  • 家族ともっとコミュニケーションを取りたい人

 

 

 

著者紹介

松本秀男(まつもとひでお)

 

一般社団法人 日本ほめる達人協会 専務理事。

1961年東京生まれ。

国学院文学部卒業後、歌手さだまさし氏の制作担当マネージャーを8年半勤め、アーティスト活動をサポート。その後家業のガソリンスタンド経営を経て、45歳で外資系最大手のAIU損害保険株式会社(当時)の代理店研修生に。

トップ営業経験の後、伝説のトレーナーとして部門実績を前年比130%に。

さらに本社・経営企画部のマネージャーとして社長賞を受賞するなど、数々の成果と感動エピソードを生み出し続けた。

現在は徹底的に人の価値を見つけ、人と組織を動かし業績を上げ、しかも家庭まで元気にする「ほめる達人(ほめ達!)」として、リーダーシップや営業強化研修、子育て講演なので活躍。テレビ・ラジオ・ウェブなどメディア出演も多数。

(以下略)

 

『できる大人は「ひと言」加える』より引用

 

この本のおすすめポイント

  • 「ひと言」のヒントがたくさん載っている
  • エピソードがたくさん載っているので読んでいて楽しい
  • 新書版なので持ち運びに負担がかからず通勤の時読みやすい
  • 仕事の事だけではなく、家庭でも使える「ひと事」が載っている
  • 読むと明るい気分になる
  • 気軽にやってみようという内容

 

心に残った点・役に立った点

 
「ひと言プラス」で印象は変わる!高感度が上がる!

 

今回興味が一番あった点はここ。

 

仕事で「ひと言」付け加えたい気はあるのだが、

その「ひと言」が思い浮かばない。

(ひと言を付け加えようとして失礼な言を言ってしまうも怖い)

 

相手との心の距離がぐっと縮まる「20文字のプレゼント」

 

「おかげで、仕事が2日分ぐらい前に進みました!」

「ゴールに向けて一気にエンジンがかかりました!」

「この日程は、個人的にとてもありがたいです!」

 

こういったひと言をプラスすれば、

相手は対応したかいがあったと感じてモチベーションもアップ。

 

高感度もアップ、「あの人のためなら、次もなんとかしよう」

と思ってくれる。

 

これは自分なりに言葉を変えて、少しずつ実行。

 

結果、まだまだうまい「ひと言」は使えていないが、

メールに一言付け加える言を少しずつ付け加えるとなんとなくコミュニケーションが良くなるのを実感。

 

ここでのポイントは、

20文字ということかも。

 

長すぎず、短すぎず。

メールに付け加える「ひと言」は20文字というのがちょうどよい。

 

 

「相手の名前を呼ぶ」だけで高感度が上がる

この事を読んで思い出した事。

昔、パソコンのインストラクターをしていた時期がある。

 

その時の営業成績がとても良かったのだが、

それは私は生徒さんの名前を人より早く覚えることができ、

他のインストラクターよりも生徒さんをそらで名前で呼ぶのが早かったからかも。

 

この人はとても感じがいいなと思う人や、できる人だなぁ!

と思う人はそういえば、こちらの名前を2回めに会ったときに覚えてくれて呼んでいるのだ。

 

「相手の名前を呼ぶ」ということには、

この本を読んで腹落ちしたので早速実行している。

小さな事だが、コツコツ実行していくと違いがでそうな点。

 

お世辞は不要!相手の強みを知って共感するだけでいい

営業をしていると、

相手や相手の会社を褒めなきゃ!と頭で必死に考えていることがある。

 

そうでは無いのだ!

「共感」が必要なのだ!

という点になるほど~と思った。

 

 経営者というのは孤独な存在です。とくに中小企業の経営者は、正解のない問題集と戦うような日々、責任を背負い、一人で頑張っている方が多いのです。社員はその胸の内を理解してくれないし、家族でさえその仕事をよく理解していなかったりします。

 

『できる大人は「ひと言」加える』

23 お世辞は不要!相手の強みを知って共感するだけでいい より引用

 

 

この引用した部分には感じるものがあった。

確かに中小企業の経営者の方には、一人で戦っているような方が多いので、

共感したことを自分の言葉で「ひと言」付け加えるようになりたいな。

 

電車の車内で中学生を小さなヒーローにしたひと言

 ある午後、東京の私鉄、京成線に乗っていたときのことです。

 私は東京都内の電車の移動では、よほど席が空いていない限り座らないのですが、その日は十分に空いていて座っていました。私の隣には中学生と思われるメガネをかけた少年が、マンガを読みながら座っていました。うららかな陽気の日です。

(以下略)

 

『できる大人は「ひと言」加える』

電車の車内で中学生を小さなヒーローにしたひと言 より引用

 

 

このエピソードはとても印象に残った。

筆者が少年にかけた「ひと言」は、なるほど!

 

短いエピソードだが

内容は、ぜひ本を実際に読んでみてください。

 

薄めの本だけどおすすめの本です!