辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本89】『辛いレシピ!超おいしい!』おおつきちひろ

『辛いレシピ!超おいしい!』

おおつきちひろ

2000年 講談社発行

 

ここ数ヶ月、辛いものが食べたくてしょうがない。

週末のお昼は辛いものを自分で作って食べる、

というのがお約束になっている。

 

ストレス発散になっているような。

 

 

そんなわけで、辛いレシピが沢山載っている本をご紹介。

 

 

この本をおすすめしたい人

  • 辛い食べ物が好きな人
  • 辛い食べ物を手作りしたい人
  • 辛い食べ物のレシピの幅を広げたい人
  • いろいろな国の辛い食べ物を作ってみたい人

 

著者紹介

おおつきちひろ

 

東京生まれ。

大学で幼児教育を専攻。

OL生活を経て育児雑誌の編集者となる。

1980年、9歳の息子を連れてスペインに留学し、語学研修のみならず、マドリードの料理学校でライセンスを取得。

東京・青山のスペイン料理店「サン・イシドロ」シェフを経て、現在はレストランの総合プロデュースうを手がけ、新しいお店を準備中。

以下略

 

『辛いレシピ!超おいしい!』より引用

 

 

この本のおすすめポイント

  • 韓国・インドだけではなく、メキシコ、スペインなどの辛い料理が載っている
  • 赤唐辛子・青唐辛子の種類、山椒などのスパイスの一覧が楽しい
  • 「たくさん作ったとき、あまったときは」が載っているので、アレンジがきく

 

心に残った点・役に立った点

 
世界各国の辛味料理

辛い料理といえば、

韓国料理、タイ料理、カレーなどがメジャー。

 

でもこの本にはメキシコ料理やスペイン料理、日本料理も載っている。

(でもそれぞれ2つづつではあるが)

 

なので、豆板醤、コチュジャン、カレー粉以外の辛味を味わえるのは新鮮。

 

”辛すき焼き”なんていうのも載っていて、

すき焼きの辛いバージョンというのは新鮮。

 

 

かんたんなレシピも

全体的に、スパイスを多用したレシピが多いので、

いざ作ろうと思ったら何種類かのスパイスを揃えなくては作れないものも多いのがネックといえばネック。

 

だけど、一部シンプルなレシピも。

 

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これは実際に作ってみた、「あとひききゅうり」

 

きゅうり、にんにく、乾燥唐辛子、酢、きび砂糖もしくは三温糖、塩のみで作れる。

 

作り方はとてもかんたん。

 

箸休めとしてお弁当にいれたら、

部屋にちょっとにんにくの臭いがちょっとただよってしまったので、

家で食べるようかなぁと。

 

他にも、

玉ねぎ、乾燥唐辛子、サラダ油、砂糖、酒、しょうゆだけで作れる「赤唐辛子いため」、小松菜、笹かまぼこ、わさび、さしみ醤油で作る「おひたしわさびじょうゆ」などもシンプルレシピ。

 

どちらかというと、

スパイスを買い揃えるのを面倒に感じず楽しめる人向けの料理本かもしれない。

 

自分の辛いレシピの幅を広げたい人、

楽しみながら作れる人、おすすめです。