辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本94】『餃子、春巻きレシピ』堤 人美 シュウマイ、ワンタンも収録

『うまい!簡単!失敗なし! 餃子、春巻きレシピ』

堤 人美

2019年 株式会社 枻出版社

 

餃子とビールが美味しい季節が近づいてきました。

どれを作っても美味しい餃子、春巻きのレシピ本をご紹介します。

 

 

↑は実際に作ってみた、”もやし棒餃子”

 

ちょっと盛り付けがアレだけど、

もやしでもしっかり食べごたえもあり。

 

この本をおすすめしたい人

  • 餃子、春巻き、シュウマイ、ワンタンが好きな人
  • いつもとひと味違う餃子等が作りたい人
  • いろんな餃子のたれを作って試したい人
  • 洋風の餃子も作ってみたい人
  • お酒のおつまみにピッタリの餃子や春巻きを作りた人

 

この本のおすすめポイント

  • 餃子やシュウマイの具材の混ぜ方、練り方のコツが載っているので失敗しらず
  • 餃子だけではなく春巻き、シュウマイ、ワンタンも載っている
  • 春巻きは「おかず春巻き」と「おつまみ春巻き」の両方が載っている
  • 餃子のたれのバリエーションが数多く紹介されている

 

心に残った点・役に立った点

餃子のバリエーション

餃子というと日本では、焼き餃子。

 

だが、この本では他に水餃子、揚餃子、蒸し餃子も載っている。

 

中華街で食べられる、あの透き通った皮に包まれたえび餃子も作ることができるのが本格的。

 

揚餃子は、揚げることによってコクをプラスするようにレシピが作られていて、

なるほどー、だからこの餃子は揚げて作るのかーと食べる時にわかる。

 

餃子の包み方も、

丸餃子、棒餃子、マントウ餃子(韓国料理のマントウをイメージした包み方)、三方餃子などが載っていて楽しい。

 

餃子のたれ

餃子のたれがなんと12種類も!

 

青唐ポン酢、ねぎ塩レモンたれなど、

絶対美味しいし、味が想像できるたれも載っているが、

味の想像が全くつかないたれも載っているのが面白い。

 

例えば、ジンジャーケチャップ。

 

しょうが、はちみつ、しょうゆ、ケチャップで作るのだが、

これが美味しい。

分量の配分が絶妙。

 

暑くなったら作ってみたいのが、梅肉みりんだれ。

 

目からうろこの

焼きにんにくみそ、サワークリームとディルのディップ風、

ピーナッツバターと香菜のごまだれ風。

 

それぞれのたれに合う餃子も書いてあるので、

組み合わせに悩むことも無い。

 

おつまみ春巻きが楽しい!

この本には、おかず用の春巻きとおつまみ用の春巻きが載っている。

 

おかず用のはるまきで美味だったのが、

春雨、にらの春巻き。

 

カレー味が春雨にこんなに合うのかと、

食べてみてわかる。

春雨も緑豆の春雨で作ると歯ごたえがあって美味だった。

 

さすがのアイディア!と思ったのが、

「そら豆の一粒春巻き」。

 

そら豆一粒が春巻きから透けている様子は、

いかにもおつまみらしくてお酒がすすみそうな見た目。

 

パリパリした春巻きの皮とソフトなそら豆の取り合わせに

おもわずうなってしまった。

 

 

お酒のお供に焼きシュウマイ

この本の中をパラパラとはじめに見たとき、

シュウマイをフライパンで焼くという発想に思わず膝を叩いた。

 

一番最初に作ったのが、この焼シュウマイのレシピ。

 

餃子とはまるで違う食感。

中身はシュウマイなので、玉ねぎの甘みと

豚肉のうまみが感じられる。

 

皮はシュウマイなので餃子よりも軽く感じるし、

シュウマイの皮ならではのうまみも感じるし、

一口サイズなので、おつまみに本当にぴったり。

 

他にも作ってみたいものがたくさん。

 

餃子や春巻きが好きな方、

いつもとは違うバリエーションを楽しみたい方、

おすすめです!