辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本8】 あなたを成功と富に導く ハワイの秘宝 ジョー・ヴィターリ/イハレアカラ・ヒューレン

2004年8月、私は全米催眠術組合の年次総会でスピーチを行い、展示ブースで忙しくしていた。

(略)

そんな会話の中で、マークがこんなことを訊ねてきてびっくりしたことがある。

「患者に会いもしないで治したっていうセラピストの話、聞いたことがあるか?」

(略)

「心理学者らしくて、精神病院に入れられていた刑法上の心神喪失患者をそっくり治しちまったんだそうだ。それも、1人の患者にも会わずに」

 

『あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘宝』-冒険の始まり-より引用 

 

これが、この本の作者 ジョー・ヴィターリ氏が”ホ・オポノポノ”を知った始まり。

 

ここから、イハレアカラ・ヒューレン博士のリサーチを始める。

興味を惹かれるが、どうもよくわからない。

ヒューレン博士とEメールをやり取りするようになっても「どうもよくわからない」。

 

この本はそんな始まりから、懐疑的な思いを捨てきれないままヒューレン博士との接するようになりホ・オポノポノのメソッドを体験していく【体験記】なのだ。

 

 

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この本をおすすめしたい人

  • ホ・オポノポノに興味があるが、本は読んだことが無い人
  • ホ・オポノポノ関連の本を読んだことが有る人
  • ザ・シークレットの本を読んだことが有る人
  • ホ・オポノポノに懐疑的な人
  • 日本以外のホ・オポノポノ体験談を読みたい人

 

作者紹介

ジョー・ヴィターリ

 

マーケティングコンサルティング企業"Hypnotic Marketing inc."代表。霊的パワーとマーケティング的眼識を組み合わせたユニークな仕事で「インターネット界のブッダ(釈迦)」との異名を取る。主なクライアントにレッド・クロス社、PBS、Children'sMemorial Herman Hospitalなど。ナンバー1ベストセラーになった"The Attractor Factor"他著者多数。大ヒットした映画"The Secret"にも主演。

 

ハレアカラ・ヒューレン

 

富、健康、平穏、幸福を達成するハワイの秘宝〈セルフ・アイ=デンティティー・ホ・オポノポノ〉の伝道師。同現代版の研究会を主宰して世界各国を周遊。長年にわたって国際連合ユネスコ、世界平和会議、ハワイ州立講師連盟などに貢献。過去には、身障者精神を病んだ犯罪者の治療・厚生に多大な実績を上げて名声を博す。

 

『あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘宝』〈著者略歴〉より引用

 

 

 

この本のおすすめポイント

  • ホ・オポノポノを初めて読んだ時に感じる人も多いであろう「?」という点を、作者のジョー・ヴィターリ氏も感じて、それを率直に書いている点

 

「例えばあなたがマッサージ・セラピスト か指圧師で、背中が痛いといってやってくる人を迎える場合、自分にこう問いかけるのです。『この人の背中が痛いというのは、自分の中に何かが起こっているんじゃないだろうか』」

 

 まるで、両足で空を蹴って体をひねるような(ヘッドスピニング)斬新な考え方だ。

 

『あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘宝』例外はない? より引用

 

「両足で空を蹴って体をひねるような斬新な考え方だ」という箇所を読んで、思わず声を出して笑ってしまった。

 

あなたの人生に割り込んできた人々や彼らの問題さえも(略)、彼らの問題はあなたの問題なのだから。(以下略) 

 

 に対しては、

 

まったく、頭が痛くなって眼からウロコが落ち、脳髄が痙攣を起こしそうなコンセプトではないか。 

 

と。

 

周りの人の問題までも100%自分の責任と受け取るのは簡単ではない。

うんうん、そりゃそうだよねー。

 

え?あの人も態度も私の責任?

世界で起こる問題も私の責任?

 

と、違和感を感じるわけです、最初は。

 

そのあたりのジョー・ヴィターリ氏のとまどいと表現にちょっと笑いつつも、

自分がかつて感じた気持ちは他の人も同じだった!と安心。

 

  • 「証言」という章にいくつかの体験談が載っている点

 

他の本では日本人の体験談が多いが、こちらは海外の方達。

だから、体験談も日本の感覚とはちょっと違ったりしてる。

 

感覚が違う部分があるから初めて読むと戸惑う部分もあるが、

ホ・オポノポノは色んな問題に対応できるんだなぁーと逆に希望が持てる気がしてくる。

 

  • 初め懐疑的だったヴィターリ氏がヒューレン博士とホ・オポノポノに触れていく事で(本文によると)”成長して洞察力を身に着けていく”課程が物語のようで、グングン引き込まれる

 

 

 

 

 

心に残った点 

 

最後の章「舞台裏の真実」

 

この章でこの本を締めるという点がとてもうまい。

 

うーん、なるほど!

とうなってしまう。

 

これを読まされたら、信じるしかないではないか!

 

詳細を書くのは、これから読む方の楽しみを奪ってしまうので、

これ以上は略。

 

この章の余韻があるので読後感は明るい楽しいものだし、

ホ・オポノポノを実践しようという気になる。

 

この本は、朝の通勤時に読んでいたが不思議と楽しい気分になったので、

朝の通勤電車という憂鬱をだいぶ救ってくれた。

 

ホ・オポノポノに興味を持ったけど、関連本を一冊も読んでいない方にも、

ほとんどすべてを読んだ方にもおすすめできる本。

 

この本からホ・オポノポノに興味を持つ方も多いみたい。

 

 


 

 
 
ザ・シークレットはより具体例が載っているこちらが面白かったですよ。