【ウニヒピリ】
ホ・オポノポノでは潜在意識のことを「ウニヒピリ」と呼んでいます。
ウニヒピリとは、従来の潜在意識(インナーチャイルド)の定義となっている個人の幼児期のトラウマ的な記憶だけではなく、地球の誕生から現在まで、陸・海・空に存在するすべての動植物を含む生命体から鉄のような無意識までが体験した、すべての記憶が保管されているところを指します。ウニヒピリは、あなたのなかに必ず存在し、いつでもあなたからの愛を待っています。
『ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」』より引用
ホ・オポノポノ関連の本を読んだ方なら誰でも知っている「ウニヒピリ」。
(潜在意識)
それに特化した本がこの本。
写真とイラストを組み合わせた柔らかい印象の表紙。
本の最初の方にあるイラストも絵本のよう。
この本をおすすめしたい人
- ホ・オポノポノの本を読んだことがあるかた
- ウニヒピリの事をもっと知りたい人
- 違う角度からホ・オポノポノを読んでみたい人
- KR女史の書いた事を読んでみたい人
- 潜在意識を普段意識していない人
- 自分の事をそまつに扱っているなぁという実感がある人
作者紹介
イハレアカラ・ヒューレン博士
ハワイの伝統的な問題解決法「SITHホ・オポノポノ」を世界に広めた第一人者。現在は、国際連合やユネスコをはじめ、世界平和議会など世界各国で「SITHホ・オポノポノ」に関する講演活動を行っている。
KR女史(カマイレラウリイ・ラファエロヴィッチ)
「SITHホ・オポノポノ」の創始者、故モーナ女史の一番弟子。現在もクライアントとして数多くの著名人が彼女のもとを訪れている。また、MBA(経営学マスター)やMAT(マッサージセラピストライセンス)の資格を取得。ハワイでは不動産業を営み、さらにホ・オポノポノを使った個人や経営者のコンサルタント、ボディワークも行っている。
『ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」』より引用
この本のおすすめポイント
- 問題は自分の外側にあるのではないというホ・オポノポノの核となる考え方がより理解できる
- 「ウニヒピリ」がもっとよくわかる(ウニヒピリという言葉に抵抗がなくなる)
- 潜在意識である「ウニヒピリ」に話しかける事によって、自分と向き合える
- 「ウニヒピリ」の声を受け取ってから次に進む方法を学べる
お母さんへのいろいろな感情が出てきた(愛しさ、怒り、恨み、反省などなど)。
↓
お母さんのいろいろな記憶をウニヒピリが再生してくれたことに気が付いた。
↓
「愛しています」と言って、そのいろいろな記憶を一つひとつクリーニングした。
本書 『3 ゆるしてね、ウニヒピリ。』より引用
こんな風に潜在意識であるウニヒピリに話しかけて、クリーニングする例が載っている。
心に残った点
この本を読み始めた時に、抵抗を感じた。
潜在意識であるウニヒピリに話しかけてみるという部分。
小さな子供の母親のような気持ちで
愛する子が苦しまないよう、
最大限に努力してください。
本書『2 ごめんね、ウニヒピリ。』より引用
本書の中で、KR女史はウニヒピリに話しかけて共同作業をするという事を書いているが、それが子供に母親が言うような口調なので、何となく気恥ずかしいというか悪く言うとばかばかしいのでは無いかという気持ちにもなったことを正直にここで言っておく。
自分がどんな気持ちかは誰でも意識するが、潜在意識に話しかけるなんて(それも擬人化したような感じで)やったことが無いわけで。
誰も見ていないし、聞いていないのに何だか気恥ずかしいのだ。
でも、悲しい気分の時に「ごめんね、悲しい気分から目をそらせて。悲しかったね。」と心の中で言ってみたら、なんだかお腹のあたりの奥底が癒される感じがしたのだ。
プラス発想で、悲しい気持ちや辛い気持ちの時はすぐ切り替えなければと思ってきたので、それが潜在意識にたまりに溜まっていたのかもしれない。
感じる事さえ拒否してきたという事か?
「良い」や「悪い」と、自分の気持ちをジャッジせずに、体験してクリーニングする。
それがほんの少し理解できたような。
無いことにするのではなく、クリーニングする。
何だか、それは私にとって初めての事。
続けてみようと思う。