辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本35】50歳から人生を大逆転 心屋仁之助

50歳から人生を大逆転 心屋仁之助 PHP研究所 2017年発行

 

いくつになっても人生は、本当に「大」逆転できる

 

いい人生を生きていく

最良・最大のコツは、

いままでと逆のことにチャレンジすること。

 

『50歳から人生を大逆転』表紙裏より引用 

 

いままでと逆のことにチャレンジ。

長く生きれば生きるほど、思い込みが強くなっているはずで、

逆のことにチャレンジするのには抵抗感があるはず。

だけど、それができる人が人生の後半を楽しく生きていけるのかも、、、。

 

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この本をおすすめしたい人

  • 真面目に生きてきたけど、人生が物足りない人
  • ”人生の足りない”を埋めるために、ずっと頑張る・努力してきた人
  • 50代になっても、まだまだ頑張りが足りないと思ってしまう人
  • 不安が強い人
  • 50代になって人生を考え直したい人

 

作者紹介

心屋仁之助(こころや じんのすけ)

 

「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム」心理カウンセラー。大手企業の管理職として働いていたが、自分や家族の問題がきっかけとなり、心理療法を学び始める。現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。

その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判。

(以下略)

 

『50歳から人生を大逆転』より引用 

 

この本のおすすめポイント

  • 「~するべき」「しないとだめ」などの思い込みを外すことができる
  • いくつになっても人生を変えることができると勇気が持てる
  • 自分の気持ちを大事にするということがわかる
  • ”すでにある”ものに気が付けるかも

 

 

 

心に残った点・役に立った点

 

いくつになっても人生を「大」逆転できる

 

この本ではいくつになっても人生を「大」逆転できると言い切っている。

 

読んだ人は、「無理だろ」「綺麗ごと言ってる」と思う人も多いかもしれない。

 

でも、実際にそういう人はいるもんで、やっぱりちょっと変わっているというか常識に縛られない人が多いかもしれない。

 

この本で言うところの「大逆転」は「逆」の事をするから、始まるという点。

 

50代になると、「逆」の事をするのが難しい。

常識や思い込みや世間体などを気にして、本当に難しい。

だが、それができる人が人生を変えていけるという事。

 

読んでいると常識に縛りが強い人ほど、この本の内容にひっかかり(というか「イラッ」とする部分)を感じるかと思う。

 

そのひっかかりというか、抵抗感を感じる部分にこそ、

突破口があるという事が何回も読んでいるとわかる。

 

そのガマン、もしかしたらいらんかも

 

「人に迷惑をかけてはいけない」と、いろんなことをガマンし、一人で抱え込んで生きている。

けど、その「迷惑をかけない生き方」が実は一番迷惑。

 

迷惑をかけないようにガマンしている人は、他人にも「ガマンしなさいよ」と言いがちだからです。

 

本文にあるこの言葉にハッとなった。

コロナ禍の今。

電車の中で大声で話している学生やお年寄りなどを見かけると、

ちょっとイラッとしてしまう。

イラッとしてしまう自分にちょっとモヤモヤもする(いちいち人の事目くじら立てていることに対して罪悪感のようなもの)

 

このイラッの根底には「人に迷惑をかけないように」という強い縛りがあるのかもしれない。

 

ガマンする人は、あふれ出しそうな自分のガマンを人にもプレゼントしはじめる。

だから、ガマンは「世間の迷惑!」そんな気がするんです。

離婚などのいちばんの原因もこの「ガマン」です。

しかも「勝手にガマン」だったり。ケンカのときも「私だってこんなにガマンしているのに!!」ってなりません?

 

『50歳から人生を大逆転』第1章 人生を幸せに、自分らしく、自由に生きる より引用

 

あー、耳が痛い。

夫にもこんなふうに自分のガマンを押し付けていたのか。

だから、小言をいいたくなるのかー。

 

日本人は、こういうガマンの押しつけを、代々受け継いでいるというのにも納得。

ほんとそうだ。

親もそういうところあるなぁ。

それで、理不尽だったり。

 

 

 

 

 

「悪夢」を見るのを「自分でやめる」ことができる

 

自分はダメだ。

自分は嫌われている。

自分は愛されいない。

自分はできない。

自分はつまらない、おもしろくない。

 

こういうのは子供の頃に芽生えた間違った思い込み。

50歳を過ぎてもまだ思い込んでると。

もう悪夢。

だけど、目の前の「現実」なんて、くそくらえ。

目の前の「現実」なんて「自分ダメ妄想=思い込み」がつくりあげた産物。

 

この「悪夢」というの、とてもわかる!

何時までたっても覚めない「悪夢」なんですよね。

「悪夢」から覚めないからずーっとうなされている。

 

自分がダメだと思っていたなんて、自分ではわからなかった。

でも、若くなくなってだんだんその「悪夢」の中にいることが実感できるようになってきた。

若い時は、何となく他の事でカモフラージュしていて(自分で)その実感すらなかったように思う。

 

心強いのは、この「悪夢」は自分でみているのだから、

自分でやめる事が出来るという点。

 

「どうせ私はすばらしい」ということにしてみるだけ。

 

、、、本当にこれだけで良いのだろうか?とちょっと疑問が頭をよぎるけど(笑)

まずは、やってみようかな。

 

要するに、自己評価を高くするという事。

 

これが、なかなかブロックがあって難しい(だから今まで人生を変えられなかった)

 

 

自分に正直に生きるって、恐くて楽しい

今まで信じてきたことと真逆のことが多くて、にわかに信じられないことも多いと思いますが、もし、今までの人生がうまくいっていなかったとしたら、やってることや信じてることが、ただ「逆」だっただけなので、こんどは今までと逆のことにチャレンジしてみませんか。

 それが、いい人生を生きていく最良・最大のコツだからです。

 

いやー、自分に正直に生きるって、

こんなに恐くて楽しいものだったんですね。

 

『50歳から人生を大逆転』第6章「あの人の問題」が50代から消えていく考え方 より引用

 

何だか、この部分の文章に感じるものがあった。

「逆のことにチャレンジ」かー。

きっと、ビビってできないんだろうなぁなんて思う。

でも、やってみたいな。

 

そして、自分に正直に生きるっていうのは、恐くて楽しい。

楽しいだけではなく、恐い部分もあるということ。

この部分になんだがグッと来てしまった。

 

恐くて楽しい。うん、なんかわかるような気がする。

正直に生きるというのは、嫌われたり笑われたりするかもしれないし、常識から逸脱することもあるだろうし、そういう意味での恐さもあるよね。

 

自分の考え方を「逆」にしてみたい人、おすすめです。

 

 

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