辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本50】営業の神さま 中村信仁 ※営業の魔法続編(幻の営業マン帰国)

『営業の神さま』 中村信仁

発行所 エイチエス株式会社 発売元 株式会社 無双舎

2011年5月発行

 

中村信仁氏の『営業の魔法』に出てくる営業マン、神谷が出てくるということで読むのを楽しみにしていた本。

 

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この本をおすすめしたい人

  • 営業をしている人・営業の仕事がしたい人
  • 今、営業の仕事でつらい思いをしている人
  • 『営業の魔法』を読んだ人
  • 営業の仕事を通して成長したい人

 

作者紹介

中村信仁(なかむらしんじ)

 

1966(昭和41)年生まれ

株式会社エムアンドジー 代表取締役

株式会社アイスブレイク 代表取締役

高校卒業後、新卒で外資系出版会社ブリタニカにてフルコミッション営業に就く。入社前研修中に初オーダーという快挙(世界初)を為し、その夏のコンテストにて世界最年少(18才)で3位入賞。

19才で世界最年少マネージャーに昇進。4年間の在職中、すべてのコンテストに入賞する中、東京本社へ転勤。

1988年(22才)株式会社エムアンドジー設立。大手書店とのコラボレーションによる英会話学校の立ち上げを任され関東有数の有名スクールに育て上げる。その実績において各企業の営業プロデュース、営業パーソン育成、営業トレーニングを数多く任され営業組織(マンパワー)構築プロデューサーとして関東で活躍する。

1995年、地元北海道に本社を移転し、地域経済のボトムアップの担い手として北海道の若手人材育成をライフワークに活動を続けている。

(以下略)

 

『営業の神様』より引用

 

 

 

この本のおすすめポイント

  • すべての出来事には意味があったと腑に落ちる気がする
  • いいことだけではなく悪いことにも感謝できるヒントになる
  • 営業の仕事に希望を感じられるようになる
  • 『営業の魔法』の続きを読める

 

心に残った点・役に立った点

 
『はじめに』

本書は最初の『はじめに』という前書きから始まる。

それの内容が印象的。

 

作者は、

北海道で留学センターを起業して14年めにして起こった、2001年の同時多発テロによって、蓄えてきた資産を一度に失い、その金額以上の借金まで背負うことになったとの事。

しかも翌年に起こったサーズで借金に拍車がかかり、

負の連鎖により苦難の連続の毎日になってしまったそうだ。

それを救ったのが、仲間とお客さまだったとのこと。

その後、留学事業から撤退し、新卒採用のアウトソーシング事業へ事業替え。

そこから10数年が過ぎ光が見えてきた頃に書かれた本のようだ。

 

そこでわかったのは、

すべての出来事には意味がある。善いことも悪いこともすべて必然でその経験を得ることで今のステージが創られた。

すべての事象、環境、経験に心から感謝し、その経験を今回のストーリーとし、皆様にお伝えでき役に立てたのなら幸いとの事。

 

前に彼の本を読んだ時は、

若いうちから営業で結果を出して人生順風満帆のように思えたが、

そんな事があったのだなぁと。

 

この本は、はじめとても重い内容から始まる。

それは、そういったご自身の経験も盛り込まれたものなのだろう。

なので、以前の本より実感というかより人生についての重みがあるような気がした。

 

ちょうど、仕事でつらい状況の人は読みながら、他人事ではなく胸が痛いかもしれないが、希望はあるとも感じられる内容なので、最後まで読み勧めてほしいなと思う。

 

 

プロローグー天使の羽

プロローグはなかなか辛い内容だ。

主人公の気持ちが容易に想像できるからだ。

 

プロローグのその後は、展開としては強引な気もするが、

まぁその辺りはあくまでも”物語”なのであって、作者が伝えたいことを伝えられれば良いと割り切れれば良いと思う。

 

そのプロローグで心に残った言葉。

 

生きるってことは、

善いことも、

悪いことも、

全部ひっくるめて人生なんだ。

 

『営業の神さま』より引用

 

そうか、いいことだけ欲しがっていたなぁと。

悪いことは全く無いほうがいいと思っていた(そんなわけにはいかないのも知っているのに)

善いことと、悪いことを両方受け入れる覚悟が私はできていなかったなぁ。

だから、悪いことが起きるとびくびくしたり落ち込んだり、それにとらわれすぎていた。

善いことと悪いことは表裏一体なのかもしれないなとも思った。

どちらか一方だけを受け入れるわけにはいかないのかもしれないと思ったのは、自分にとってもかなり気づきになった。

 

 

 

 

朝は希望。夜は感謝。

朝は希望。夜は感謝。

 

この繰り返しが、営業パーソンの軸を日々正してくれます。

朝は希望に目覚め、夜は感謝に眠る。

まず、今、希望を持ってください。

今日必ず素晴らしい出会いが待っています。

会社へ行くと、素敵なお客さまから電話がきます。

素晴らしい出会いが訪れます。必ず・・・。

 

それでは今日もポジポジでいきましょう!

 

 

これは、主人公へ送られてきたメールの内容。

 

朝は希望に目覚め、夜は感謝に眠る。

 

この事は心に残った。

 

私は、営業の仕事をしているが、幸いなことに営業の事ではそんなに悩んだことはない。

ただ、他のことで眠れなかったり眠りが浅かったりすることもある。

そういう状態で迎える朝の気分は今ひとつ気分が晴れない。

今、希望を持つということに意識を向けた事はなかった。

希望を持つことはその場しのぎのような印象を持っていた。

 

そうか、なるほど。

 

希望を持つ。感謝しながら眠る。

そういう簡単でシンプルな事ができていなかった。

これは、心に刻もうと思う。

 

そうすることで、なんとなくここにあるように、

素晴らしい出会いが訪れそうな気もしてくるね。

 

 

 あなたが売っているものとお客さまが買っているものは同じですか?

 

この言葉は、

本書の中で問いかけられる9つの質問のうちの一つ。

 

この言葉に「ハッ」とさせられた。

 

営業は、数字も大事なのでどうしても売上を考えてしまう。

自分が売っているものとお客さまが買っているものが同じかどうか。

 

しばらく考え込んでしまった。

自分が自身を持っておすすめできるものでも、お客さまが買いたいものが同じだろうか?

”顧客のニーズをさぐる”とよく言われるが、

それよりももっと深い、お客さまの問題を解決する事こそが営業なのだと心する事ができた。

 

全体的に、色んな人の話を寄せ集めた感もあるが、

営業のテクニックではない、営業という仕事で自分が成長しながらお客様の問題解決ができるという営業の仕事の醍醐味が書かれてる。

いや醍醐味というよりは、生き方を書いているのかも。

 

 

興味を持たれた方は読んでみることをおすすめします。

 

 

 

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