辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

おすすめエッセイ

【おすすめ本93】『石原慎太郎と日本の青春』 永久保存版 文藝春秋特別編集

『石原慎太郎と日本の青春 永久保存版』 令和4年4月15日発行 株式会社文藝春秋 文春ムック 今年1月に石原慎太郎氏が亡くなり、 翌2月に西村賢太氏が亡くなった。 石原慎太郎氏の小説は、 高校の頃、全集を読み(もちろん図書館から借りて)、 『太陽の季節』…

【おすすめ本75】『上を向いて生きる』宮本亞門 がんは命の勲章

『上を向いて生きる』 宮本亞門 2020年 幻冬舎発行 この本をおすすめしたい人 コロナ禍で気持ちがウツウツとしている人 自分もしくはご家族ががんの人 老いを感じて憂鬱な人 両親に葛藤を持っている人 この本のおすすめポイント 辛い人みんなを応援する内容…

【おすすめ本71】『ALIVE アライブ』 僕が生きる意味をみつけるまで 宮本亜門

『ALIVE アライブ』僕が生きる意味をみつけるまで 宮本亜門 日本放送出版協会 2001年発行 前にテレビやラジオで話している宮本亜門氏の言葉を聞いて、 「この人は内側に色んな思いを沢山抱えて来たんだろうなぁ」と思う事があった。 (そういう話はして…

【おすすめ本64】『パリのおうち時間』 中村江里子 ※パリのロックダウンの中で セゾン・ド・エリコ

『パリのおうち時間 変わらないこと、変わったこと。私が大切にしていること。』 中村江里子 扶桑社 2021年5月 発行 ご主人は結婚当時から、月の半分はパリを離れている生活。 だがこのコロナ禍の中、出張はなくなりパリのロックダウンの中、 家の中で朝から…

【おすすめ本63】『大家さんと僕 これから』矢部太郎 ※大家さんと僕の続編

『大家さんと僕 これから』 矢部太郎 新潮社 2019年発行 ↑ ”大家さん”は新宿伊勢丹のヘビーユーザーで、 戦後GHQが新宿伊勢丹を接収した話も載っています 去年(2020年)の11月に初めて読み(その時すでに知名度バツグンの本だったので今更感はあったが)…

【おすすめ本62】『ざんねんな三国志』 真山知幸 劉備・関羽・張飛・諸葛亮もざんねん(?)

『ざんねんな三国志』 真山知幸 株式会社一迅社 2020年発行 真山知幸さんの本は、 以前『企業としてみた戦国大名』が面白かったので、 三国志を読む前に、三国志に出てくる登場人物に興味が湧くかもとこの本をチョイス。 nonko-h.hatenablog.com この本をお…

【おすすめ本48】絶望の隣は希望です! やなせたかし どん底を救ったアンパンマン

『絶望の隣は希望です!』 やなせたかし 小学館 2011年10月発行 ストレスで眠りが浅い日が続き、 気分も沈みがちな時に、タイトルに惹かれて光を求めるように読んだ本。 これが良い本だったので、 年取った両親に贈ろうと思っている。 (新聞を読んでも、テ…

【おすすめ本37】MODERN LOVE モダンラブ ニューヨークタイムズ掲載本当にあった21の物語

『MODERN LOVE モダンラブ いつくもの出会い、とっておきの恋 ニューヨーク・タイムズ掲載の本当にあった21の物語』 ダニエル・ジョーンズ編 桑原洋子訳 河出書房新社 2020年発行 「編者まえがき」によると、 ニューヨーク・タイムズのコラム「モダンラブ…

【おすすめ本22】京都ミステリーの現場にご一緒しましょ 山村紅葉 【母 山村美紗との思い出】

コロナ過の今、なかなか京都に行くこともできないが、 一時この本を読んで頭の中で京都めぐりをする事ができた。 それほど厚くない本なので、あっさり読める。 ミステリー作家の故山村美紗氏との思い出もふんだんで、 彼女のミステリーのファンだった方はこ…

【おすすめ本7】将棋指しの腹のうち 先崎学  

本文中にある通り、夢を売る世界こそ、扉の向こうには夢がない。 世界に夢を持ち続けたい人は、決して扉の向こうを覗いてはいけない。私は本書にて、食事、そして棋士というものをとっかかりとして、少し扉の向こう側-私や棋士の世界を書いてみた。 いうま…