辛い時にはいつも本があった

辛い時にはいつも本があった

辛い時、苦しい時、悲しい時に書店に行くといつもその時の気持ちにぴったりの本との出会いがありました。

【おすすめ本5】みんなが幸せになるホ・オポノポノ イハレアカラ・ヒューレン(シンプルなクリーニング)

ホ・オポノポノ関連の本を一通り読んでみようという事で、読んだ本。

表紙のイラストが美しくて、手に取ってワクワク。

 

この本をおすすめしたい人

  • ホ・オポノポノ関連の本の中でも包括的にまとまっている印象なので、初めてホ・オポノポノを読んでみたい人
  • 体験談も読みたい人
  • ホ・オポノポノのクリーニングツールの使い方を知りたい人
  • ヒューレン博士が故モナ・ナラマク・シメオナ(1913~1992年)と出会い、ホ・オポノポノを実践していったか知りたい人
  • よしもとばなな氏の体験も載っているので、彼女の文のファンの方

 

私はユタ大学で修士号をとったのち、1973年にアイオワに大学で心理学教育の博士号をとって、その後、心理学者や教育者を養成する大学関連の学校の校長になりました。また、発達障害など特殊な問題を抱えている子供たちの教育やケアにも携わりました。

 

『第一章 思うように生きられないのは過去の記憶が原因だった』より引用

 

ヒューレン博士は医科大学学長、教育学部助教授に就任していた学術肌。

なので、最初はモナ氏のセミナーに参加して彼女の考え方は根拠がなく、とうてい受け入れられないと拒否反応を起こしたりしています。

それが、ごく自然な形であるがままにいつの間にか引き継ぐことになっていった。

そのせきららな内容が興味深い。

 

作者紹介

ハレアカラ・ヒューレン(Ihaleakala Hew Len)

1962年コロラド大学卒業後、ユタ大学を経て、1973年アイオワ大学で教育長。特殊教育ディレクターの博士号を習得して医科大学学長、教育学部助教授に就任。1974年ハワイ大学助教授、1976年知的障害者ハワイ協会事務局長、1983年より1987年までハワイ州立 病院精神科医スタッフ。

現在、The Foundation of I,Inc.Freedom of the cosmos名誉会長。1983年から、国連、ユネスコ、世界平和協議会などでセルフアイディンティティ・ホ・オポノポノに関する講演を行うほか、ハワイ、アメリカ本土、ヨーロッパ、日本などで普及活動に努めてきた。

 

引用『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』より

  

 

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この本のおすすめポイント

  • 体験談が豊富に載っている、しかも日本人の方の物も多いのでよりわかりやすい
  • 「第4章 鼎談 人類がこれまで背負ってきた悩みはすべて解消できる」は日本人女性2人のものなので、日本に関する話題も多く興味深い。博士いわく「いずれ、食料おの問題は日本人が解決することになるでしょう。」

 

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心に残った点

(略)それから数か月後、部長は転任になりました。信じられませんでした!

 私が100パーセント責任をとる決心をしたら、彼に対する私の課題は終わったかのようでした。彼はもう、私のところにいる必要はなくなったのです。任務終了です。

 部長は自分自身を見ることを学ぶ機会を私に与えてくれたのだということが、クリーニングを通じて理解できました。もし、彼がいなかったら、私は自分に責任をとることはなかったでしょう。

 

『第1章 記憶が引き金となって生まれた現実を克服-私のホ・オポノポノ体験 マリナ・I・グエレロさん』より引用

 

怒りを感じていた部長に対して感じ方がクリーニングすることによって変わっていき、自分の怒りも他の人にぶつけなくなっていった。

そして、部長が栄転していった。

その経験を”価値”ととらえられるようになった。

 

まさしく、クリーニングによって相性が悪いと思っていた上司が”卒業”するように転属していったのが面白い。

 

 

たとえば、万年筆があったとしましょう。

その万年筆のメーカーに借金があるとしたら、万年筆も借金の体質を受け継いで存在しています。借金まみれの体質の万年筆を会社でつかったら、今度は自分の会社に借金体質が投影されてしまうのです。

 

『第2章 本当の人生を取り戻して自由に、豊かに、幸せに生きる』より引用

 

 この箇所には、ちょっと当惑。

 

把握できないというか、納得できないような気分が残った。

無理に納得させるのではなく、今はそれでいいのだろう(多分)。

 

疑問点やひっかかりがあっても良いというか、そういう部分もいつか腑に落ちる時がくるのかもしれないと思っている。

 

そう言えばこれを読んでいる時に、会社で大きな契約が破棄になったようだ。

ようだというのは、男性社員たちが深刻そうに話していて、小声だったのでこちらまで聞こえなかったのだ。

まだ確定事項ではなく、おそらくそういう事になるだろうという段階だろう。

 

それは、会社に大きなダメージを与える事だったので、私の立場も不安になってくる。

そして切れ切れに聞こえてくる内容から、だんだん胃が痛くなってきたのだ。

 

事務所が、重い空気で満たされている。

 

私にできる事は何もない。

気持ちを切り替えて「私の中の何がこの状況を作っているのだろうか?」と自分に問いかける事ができた。

「ありがとう。ごめんなさい。ゆるしてください。愛しています。」

すると、だんだん気持ちが落ち着いてきた。

恐怖を感じず、自分ができる事をやっていこう。という気になった。

 

これは、ちょっと助かったなー。

言葉に気持ちを込めなくても良いというのが、楽。

重い気分の時は、気持ちを込めるのも辛いもんだから。

 

興味があるかたは、シンプルなメソッドなので一度読んでみても良いかも。